薬剤師×栄養士×医療機関の連携

こんにちは!突然ですが皆さんは地域イベントに興味はありますか?実習先で経験したよ、という方もいらっしゃると思います。今回は日常的に開催されている健康相談会とは一味違った『薬剤師×多職種連携イベント』をご紹介します。

登場人物は、薬剤師・栄養士・医療機関のドクターです。クリエイトには管理栄養士さんが在籍している店舗もあるため、薬と食事の両方からアプローチできるイベントを開催しました。

イベント取り組みの経緯

新店舗をオープンするので、近隣医療機関と処方箋以外のつながりや連携をしていきたいな!ドクターに何か困っていないか相談してみよう。

生活習慣病の患者様って自覚症状がない方も多いので、なかなか数値改善が難しい人もいる。食事からアプローチできるように栄養士さんと連携できないかなと考えていたんだけど、門前薬局さんには栄養士さんが在籍していないのでどうしようかなと思っていたところです。

クリエイトのドラッグストア側に管理栄養士さんが在籍しているので「個別の栄養相談会」を開催できますよ!薬剤師も一緒に関わることで薬への影響も配慮できるかと思います。

そうですか!では希望の患者様がいらっしゃったらご案内しますね!

個別栄養相談会の流れ

①患者様からの希望、または病院から「栄養相談会」のご紹介をしてもらう

依頼状シート

②患者様と個別で日程調整を行い、薬局のカウンターで薬剤師&管理栄養士と一緒に相談会を実施

個別栄養相談会の様子

③患者様とお話した内容や悩みごとご提案を病院へフィードバックします

④次回の受診前にテレフォンフォローを行い、患者様の経過や状況を確認します

イベントを開催してみて

4週間経過後に電話でのフォローアップを実施した際、ご提案した取り組みを続けており、翌日の受診を確認できました。後日、医療機関に診察結果をお伺いすると患者様の数値が大きく改善していたことがわかり、院長と相談会の有用性を共に認識することができました。

検査値から想定できる患者様のお食事内容とお伺いした食事内容が大きく異なり、事前に順次した仕様で不足が生じたことがありました。その際に薬剤師さんが新しい資料の準備やお薬の知識でお話ししてくださり、薬剤師と栄養士がともに協力しあうことの大切さを実感しました!


ドラッグストアと薬局が併設している特徴を活かして、現場のスタッフ発信でイベントを開催することが多いのがクリエイトの特徴です✨またイベントを通して近隣医療機関と連携できることで処方箋以外の部分でも地域の方の健康増進に貢献できています!